2021年04月22日
シルバーバーチとは?
われわれがシルバーバーチと呼んでいる霊は実はレッド・インディアンではない。いったい誰なのか、今もって分からない。分かっているのは、その霊は大へんな高級界に所属していて、その次元からは直接地上界と接触できないために、かつて地上でレッド・インディアンだった霊の霊的身体を中継してわれわれに語りかけている、ということだけである。
いずれにせよ、その霊が〝ハンネン・スワッハー・ホームサークル〟と呼称している交霊会の指導霊である。その霊が最近こんなことを言った。
≪いつの日か私の(地上時代の)本名を明かす日も来ることでしょうが、私は仰々しい名前などを使用せずに皆さん方の地上の人間の愛と献身とを獲得し、私の説く中身の真実性によってなるほど神の使徒であることを立証すべく、こうしてインディアンに身をやつさねばならなかったのです。それが神の御心なのです≫
ところで、私とシルバーバーチとの出会いは一九二四年スピリチュアリズムの真実性を確信して間もない頃のことだった(※)。以来私は毎回一時間余り、シルバーバーチの教えに耳を傾け、導きを受け、助言を頂き、いつしかその霊を地上のいかなる人物よりも敬愛するようになった。
(※スワッハーは招かれたある交霊会に大先輩のノースクリッフ卿が出現して、どうしようもない証拠を見せ付けられたことがきっかけで死後の存在を信じるようになった。折しも友人のバーバネルが霊能を発揮し始め、スワッハーの自宅で交霊会を催すようになった。それが〝ハンネン・スワッハー・ホームサークル〟と呼ばれるようになったゆえんである───訳者)
シルバーバーチの地上への最初の働きかけは普通より少し変わっていた。スピリチュアリズムを勉強中の十八歳の無神論者が、ある時ロンドンの貧民街で行われていた交霊会にひややかし半分の気持ちで出席した。そして霊媒が次々といろんな言葉でしゃべるのを聞いて、思わず吹き出してしまった。
ところがその中の一人が「そのうちあなたも同じことをするようになりますよ」と諌(イサ)めるように言った。
その時はバカバカしいという気持ちで帰ったが、翌週再び同じ交霊会に出席したら、途中でうっかり居眠りをしてしまった。目覚めると慌てて非礼を詫びたが、すぐ隣に座っていた人が 「あなたは今入神しておられたのですよ」 と言ってから、続けてこう言った。
「入神中にあなたの指導霊が名前をおっしゃってから、今日までずっとあなたを指導してきて、間もなくスピリチュアリストの集会で講演をするようになると言っておられました」
これを聞いて若者はまた笑い飛ばした。が、それが現実となってしまった。
当時はシルバーバーチは多くを語ることができず、それもひどいアクセントだった。それが年をへるにつれて、入神させて語る回数が増えたことも手伝って英語がめきめき上達し、今日ではその素朴で流麗な英語は、私がこれまでに聞いたいかなる演説家もその右に出る者はいないほどである。
ところで〝霊媒のバーバネルが本当に入神していることをどうやって確認するのか〟という質問をよく受けるが、実はシルバーバーチがわれわれ列席者に霊媒の手にピンを差してみるように言ったことが一度ならずあった。
恐る恐るそっと差すと、思い切って深く差せと言う。すると当然、血が流れる。が、入神から覚めたバーバネルに聞いてもまるで記憶がないし、その跡形も見当たらなかった。
もう一つよく受ける質問は、霊媒の潜在意識の仕業でないことをどうやって見分けるのかということであるが、実はシルバーバーチとバーバネルとの間には思想的に完全に対立するものが幾つかあることが、そのよい証拠といえよう。
たとえばシルバーバーチは再生説を説くが、バーバネルは通常意識の時は再生は絶対にないと主張する。そのくせ入神すると再生説を説く。(晩年は信じるようになった──訳者)
ささいなことだが、もう一つ興味深い事実を紹介すると、シルバーバーチの霊言を〝サイキックニューズ〟紙に掲載することになって速記録が取られるようになるまでのことであるが、バーバネルがベッドに入ると、その日の交霊会で自分が入神中にしゃべったことが霊耳に聞こえてくるのだった。
これには訳がある。バーバネルはもともと入神霊媒となるのが嫌だったのであるが、自分がしゃべったことを後で全部聞かせてくれるのならという約束をシルバーバーチとの間で取り付けていたのである。速記録が取られるようになると、それきりそういう現象は止まった。
翌日その速記録が記事となったのを読んで、バーバネルは毎度の如くその文章の美しさに驚く───自分の口から出た言葉なのに。(この後の <シルバーバーチに最敬礼する> 参照)
シルバーバーチは教えを説くことに専念しており、病気治療などは行わない。また心霊研究家が求めるような、証拠を意図したメッセージもあまり持ち出すことをしない。
誠に申し訳無いが自分の使命は霊的教訓を説くことに限られているので・・・・・・と言って、われわれ人間側の要求のすべてに応えられない理由を説明する。
私は最近、各界の人物を交霊会に招いている。牧師、ジャーナリスト、その他あらゆる分野から招待しているが、シルバーバーチという人物にケチをつける者は一人としていない。
そのうちの一人で若い牧師を招いた時に私は前もって〝あなたの考える得る限りの難解な質問を用意していらっしゃい〟と言っておいた。日ごろ仲間の牧師からさんざん悪口を聞かされている〝交霊会〟というものに出席するというので、この機会に思い切ってその〝霊〟とやらをやり込めてやろうと意気込んできたらしいが、
シルバーバーチが例によって〝摂理〟というものを易しい言葉で説明すると、若者はそれきり黙り込んでしまった。難解きわまる神学がいとも簡単に解きほぐされてしまったからである。
さて、そのシルバーバーチを支配霊とする私のホームサークルは、毎週金曜日の夜に開かれる。(当初は週一回、中年からは月一回となり、晩年は不定期となった───訳者)その霊言は定期的にサイキックニューズ紙に掲載される。
その版権が私のホームサークルに所属するのは、サークルとしての私用を目的としてのことではなく、これを世界中に広めるためである。今ではシルバーバーチは地上のいかなる説教者よりも多くのフアンを持つに至っている。あらゆる国、あらゆる民族、あらゆる肌色の人種の人々に敬愛されている。
しかし実を言うと、いったん活字になってしまうと、シルバーバーチの言葉もその崇高さ、その温かさ、その威厳に満ちた雰囲気の片鱗しか伝えることができない。
交霊会の出席者は思わず感涙にむせぶことすらあるのである。シルバーバーチがどんなに謙虚にしゃべっても、高貴にして偉大なる霊の前にいることをひしひしと感じる。決して人を諌めない。そして絶対に人の悪口を言わない。
キリスト教では〝ナザレのイエス〟 という人物についてよく語るが、実際には本当のことはほとんど知らずに語っているし、イエスという人物が存在した証拠は何一つ持ち合わせない。シルバーバーチはそのイエスを、彼が連絡を取り合っている霊団の中でも最高の霊格を持つ存在に位置づけている。
永年にわたってシルバーバーチと親しく交わってきて私はその誠実な人柄に全幅の信頼を置いているので、われわれはシルバーバーチの言う通り、新約聖書の主役であるイエス・キリストは地上で開始した霊的革新の使命に今なお携わっていると確信する。
そう信じで初めて〝見よ!私はこの世の終わりまで常にあなた達とともにいる〟(マタイ28・20)というイエスの言葉の真実の意味が理解できる。今の教会ではこの説明はできない。
シルバーバーチの哲学の基本的概念はいわゆる汎神論である。すなわち神は大自然そのものに内在し、不変の法則としてすべてを支配している。要するに神とはその法則(摂理)なのである。
それをシルバーバーチは〝あなたがたは大霊の中に存在し、また大霊はあなたがたの中に存在します〟と表現する。ということは、われわれ人間もみな潜在的にはミニチュアの神であり、絶対的創造原理の一部としての存在を有しているということである。
もっともシルバーバーチは理屈をこね回すだけの議論には耳を貸さない。人間は何らかの仕事をするたためにこの地上へ来ているのだということを繰り返し説き、宗教とは〝人の為に自分を役立てること〟と単純明快に定義する。
そして、お粗末とはいえわれわれは、今この地上にあって戦争に終止符を打ち飢餓を食い止め、神の恩寵が世界中にふんだんに行きわたる時代を招来するための、霊の道具であることを力説する。
〝われわれが忠誠を捧げるのは一つの教義でもなく、一冊の書物でもなく、一個の教会でもなく、生命の大霊とその永遠不変の摂理である〟───これがシルバーバーチの終始一貫して変わらぬ基本姿勢である。
ハンネン・スワッハー
いずれにせよ、その霊が〝ハンネン・スワッハー・ホームサークル〟と呼称している交霊会の指導霊である。その霊が最近こんなことを言った。
≪いつの日か私の(地上時代の)本名を明かす日も来ることでしょうが、私は仰々しい名前などを使用せずに皆さん方の地上の人間の愛と献身とを獲得し、私の説く中身の真実性によってなるほど神の使徒であることを立証すべく、こうしてインディアンに身をやつさねばならなかったのです。それが神の御心なのです≫
ところで、私とシルバーバーチとの出会いは一九二四年スピリチュアリズムの真実性を確信して間もない頃のことだった(※)。以来私は毎回一時間余り、シルバーバーチの教えに耳を傾け、導きを受け、助言を頂き、いつしかその霊を地上のいかなる人物よりも敬愛するようになった。
(※スワッハーは招かれたある交霊会に大先輩のノースクリッフ卿が出現して、どうしようもない証拠を見せ付けられたことがきっかけで死後の存在を信じるようになった。折しも友人のバーバネルが霊能を発揮し始め、スワッハーの自宅で交霊会を催すようになった。それが〝ハンネン・スワッハー・ホームサークル〟と呼ばれるようになったゆえんである───訳者)
シルバーバーチの地上への最初の働きかけは普通より少し変わっていた。スピリチュアリズムを勉強中の十八歳の無神論者が、ある時ロンドンの貧民街で行われていた交霊会にひややかし半分の気持ちで出席した。そして霊媒が次々といろんな言葉でしゃべるのを聞いて、思わず吹き出してしまった。
ところがその中の一人が「そのうちあなたも同じことをするようになりますよ」と諌(イサ)めるように言った。
その時はバカバカしいという気持ちで帰ったが、翌週再び同じ交霊会に出席したら、途中でうっかり居眠りをしてしまった。目覚めると慌てて非礼を詫びたが、すぐ隣に座っていた人が 「あなたは今入神しておられたのですよ」 と言ってから、続けてこう言った。
「入神中にあなたの指導霊が名前をおっしゃってから、今日までずっとあなたを指導してきて、間もなくスピリチュアリストの集会で講演をするようになると言っておられました」
これを聞いて若者はまた笑い飛ばした。が、それが現実となってしまった。
当時はシルバーバーチは多くを語ることができず、それもひどいアクセントだった。それが年をへるにつれて、入神させて語る回数が増えたことも手伝って英語がめきめき上達し、今日ではその素朴で流麗な英語は、私がこれまでに聞いたいかなる演説家もその右に出る者はいないほどである。
ところで〝霊媒のバーバネルが本当に入神していることをどうやって確認するのか〟という質問をよく受けるが、実はシルバーバーチがわれわれ列席者に霊媒の手にピンを差してみるように言ったことが一度ならずあった。
恐る恐るそっと差すと、思い切って深く差せと言う。すると当然、血が流れる。が、入神から覚めたバーバネルに聞いてもまるで記憶がないし、その跡形も見当たらなかった。
もう一つよく受ける質問は、霊媒の潜在意識の仕業でないことをどうやって見分けるのかということであるが、実はシルバーバーチとバーバネルとの間には思想的に完全に対立するものが幾つかあることが、そのよい証拠といえよう。
たとえばシルバーバーチは再生説を説くが、バーバネルは通常意識の時は再生は絶対にないと主張する。そのくせ入神すると再生説を説く。(晩年は信じるようになった──訳者)
ささいなことだが、もう一つ興味深い事実を紹介すると、シルバーバーチの霊言を〝サイキックニューズ〟紙に掲載することになって速記録が取られるようになるまでのことであるが、バーバネルがベッドに入ると、その日の交霊会で自分が入神中にしゃべったことが霊耳に聞こえてくるのだった。
これには訳がある。バーバネルはもともと入神霊媒となるのが嫌だったのであるが、自分がしゃべったことを後で全部聞かせてくれるのならという約束をシルバーバーチとの間で取り付けていたのである。速記録が取られるようになると、それきりそういう現象は止まった。
翌日その速記録が記事となったのを読んで、バーバネルは毎度の如くその文章の美しさに驚く───自分の口から出た言葉なのに。(この後の <シルバーバーチに最敬礼する> 参照)
シルバーバーチは教えを説くことに専念しており、病気治療などは行わない。また心霊研究家が求めるような、証拠を意図したメッセージもあまり持ち出すことをしない。
誠に申し訳無いが自分の使命は霊的教訓を説くことに限られているので・・・・・・と言って、われわれ人間側の要求のすべてに応えられない理由を説明する。
私は最近、各界の人物を交霊会に招いている。牧師、ジャーナリスト、その他あらゆる分野から招待しているが、シルバーバーチという人物にケチをつける者は一人としていない。
そのうちの一人で若い牧師を招いた時に私は前もって〝あなたの考える得る限りの難解な質問を用意していらっしゃい〟と言っておいた。日ごろ仲間の牧師からさんざん悪口を聞かされている〝交霊会〟というものに出席するというので、この機会に思い切ってその〝霊〟とやらをやり込めてやろうと意気込んできたらしいが、
シルバーバーチが例によって〝摂理〟というものを易しい言葉で説明すると、若者はそれきり黙り込んでしまった。難解きわまる神学がいとも簡単に解きほぐされてしまったからである。
さて、そのシルバーバーチを支配霊とする私のホームサークルは、毎週金曜日の夜に開かれる。(当初は週一回、中年からは月一回となり、晩年は不定期となった───訳者)その霊言は定期的にサイキックニューズ紙に掲載される。
その版権が私のホームサークルに所属するのは、サークルとしての私用を目的としてのことではなく、これを世界中に広めるためである。今ではシルバーバーチは地上のいかなる説教者よりも多くのフアンを持つに至っている。あらゆる国、あらゆる民族、あらゆる肌色の人種の人々に敬愛されている。
しかし実を言うと、いったん活字になってしまうと、シルバーバーチの言葉もその崇高さ、その温かさ、その威厳に満ちた雰囲気の片鱗しか伝えることができない。
交霊会の出席者は思わず感涙にむせぶことすらあるのである。シルバーバーチがどんなに謙虚にしゃべっても、高貴にして偉大なる霊の前にいることをひしひしと感じる。決して人を諌めない。そして絶対に人の悪口を言わない。
キリスト教では〝ナザレのイエス〟 という人物についてよく語るが、実際には本当のことはほとんど知らずに語っているし、イエスという人物が存在した証拠は何一つ持ち合わせない。シルバーバーチはそのイエスを、彼が連絡を取り合っている霊団の中でも最高の霊格を持つ存在に位置づけている。
永年にわたってシルバーバーチと親しく交わってきて私はその誠実な人柄に全幅の信頼を置いているので、われわれはシルバーバーチの言う通り、新約聖書の主役であるイエス・キリストは地上で開始した霊的革新の使命に今なお携わっていると確信する。
そう信じで初めて〝見よ!私はこの世の終わりまで常にあなた達とともにいる〟(マタイ28・20)というイエスの言葉の真実の意味が理解できる。今の教会ではこの説明はできない。
シルバーバーチの哲学の基本的概念はいわゆる汎神論である。すなわち神は大自然そのものに内在し、不変の法則としてすべてを支配している。要するに神とはその法則(摂理)なのである。
それをシルバーバーチは〝あなたがたは大霊の中に存在し、また大霊はあなたがたの中に存在します〟と表現する。ということは、われわれ人間もみな潜在的にはミニチュアの神であり、絶対的創造原理の一部としての存在を有しているということである。
もっともシルバーバーチは理屈をこね回すだけの議論には耳を貸さない。人間は何らかの仕事をするたためにこの地上へ来ているのだということを繰り返し説き、宗教とは〝人の為に自分を役立てること〟と単純明快に定義する。
そして、お粗末とはいえわれわれは、今この地上にあって戦争に終止符を打ち飢餓を食い止め、神の恩寵が世界中にふんだんに行きわたる時代を招来するための、霊の道具であることを力説する。
〝われわれが忠誠を捧げるのは一つの教義でもなく、一冊の書物でもなく、一個の教会でもなく、生命の大霊とその永遠不変の摂理である〟───これがシルバーバーチの終始一貫して変わらぬ基本姿勢である。
ハンネン・スワッハー
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2021年04月22日
シルバーバーチの霊訓

11-11
あなたが人間であり、それゆえに転ぶこともあることは私も知っております。ですが、悩みごとが次第に大きく感じられてきた時、そこでしっかりと踏みとどまり、いかなる悩みごとも、実在である霊の光を曇らせることはできないのだという認識を新たにすることができれば、心晴れやかとなり絶対に克服して見せるとの信念が湧いてまいります。
これは実に厳しい教訓ではあります。が、もしらくに達成できるものであれば、求める価値はないことになります。両手に花とはまいりません。何かを成就せんとすればまず自我を鍛えないといけません。鍛錬の必要のないほどのものであれば、自我の開発にはつながりません。
【世界で最も愛されてきたスピリチュアルな生き方の原点】
シルバーバーチとは、1920年から60年間もの長きにわたり、英国人モーリス・バーバネルの肉体を借りて人生の奥義を語った高級神霊のことです。 その「ダイヤモンドの輝き」と称される彼のメッセージは、明快かつ説得力を持ち、世界中の人々に感動を与え続けています。
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12:16
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