2021年09月26日
シルバーバーチの霊訓

12-63~67
(63)霊的真理は、単なる知識として記憶しているだけでは理解したことにはなりません。実生活の場で真剣に体験して初めて、それを理解するための魂の準備ができたことになります。どうもその点がよく解っていただけないようです。種子を蒔きさえすれば芽が出るというものではありません。
芽を出させるだけの養分が揃わなくてはなりません。養分は揃っていても太陽と水がなくてはなりません。そうした条件が全部揃った時にようやく種子が芽を出し、生長し、そして花を咲かせるのです。人間にとってその〝条件〟とは辛苦であり、悲しみであり、苦痛であり、暗闇の体験です。何もかもうまく行き、鼻歌交じりの呑ん気な暮らしの連続では、神性の開発は望むべくもありません。
そこで神は苦労を、悲しみを、そして痛みを用意されるのです。そうしたものを体験してはじめて霊的知識を理解する素地ができあがります。そして、いったん霊的知識に目覚めると、その時からあなたはこの宇宙を支配する神と一体となり、その美しさ、その輝き、その気高さ、その厳しさを発揮し始めることになるのです。
(64)人間は物質の中に埋もれた生活をしているために、バイブレーションが低くなっております。朝目を覚まし、まだ意識が完全に働かないうちから、あれやこれやと煩わしいことや心配事の波に呑み込まれていきます。
大きい悩み、小さい悩み、真実の悩み、取り越し苦労に過ぎぬもの、等々いろいろあります。いずれにせよ全ては一時的なものに過ぎないのですが、そういうものに心を奪われてしまうと、背後霊が働いてくれている事実を忘れ、あなた方の思考の流れの中から霊的要素が閉め出され、霊的流入を遮断する一種の壁をこしらえてしまいます。
(65)恐怖心は無知の産物にほかなりません。つまり知らないから怖がるのです。ですから、知識を携えて霊的理解の中に生きることです。取り越し苦労の絶えない人は心のどこかにその無知という名の暗闇があることを示しています。そこから恐怖心が湧くのです。
人間が恐れるべきものは恐怖心それ自体です。恐怖心は闇の産物です。霊力に不動の信念を持つ魂は恐れることを知りません。
(66)生長・変化・進化・進歩・開発・発展───これが宇宙の大原理です。一口に進化と言っても、そこには必ず潮の干満にも似た動きがあることを知ってください。循環(サークル)運動、周期(サイクル)運動、螺旋(スパイラル)運動───こうした運動の中で進化が営まれており、表面は単調のようで内面は実に複雑です。
その波間に生きるあなたも、寄せては返す波に乗って進歩と退歩を繰り返します。物的繁栄の中にあっては霊的真理を無視し、苦難の中にあっては霊的真理を渇望するものです。それは人生全体を織りなすタテ糸でありヨコ糸であるわけです。
(67)霊媒現象ばかりが霊力のはけ口ではありません。芸術家を通して、哲学者を通して、あるいは科学者を通しても発現することができます。要するにあなた方自身の霊的自覚を深める行為、あなた方より恵まれない人々の役に立つ仕事に携わることです。
看板は何であってもかまいません。係わる宗教、政治、芸術、経済がいかなる主義・主張を掲げようと問題ではありません。実際に行う無私の施しが進化を決定づけるのです。
【世界で最も愛されてきたスピリチュアルな生き方の原点】
シルバーバーチとは、1920年から60年間もの長きにわたり、英国人モーリス・バーバネルの肉体を借りて人生の奥義を語った高級神霊のことです。 その「ダイヤモンドの輝き」と称される彼のメッセージは、明快かつ説得力を持ち、世界中の人々に感動を与え続けています。
山村幸夫「神からのギフト」出版会
http://yukio-bruce.sakura.ne.jp
Posted by クルト at
12:35
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