2022年04月17日

宇宙の根源法は、因果律



因果律は全法則の基本的原理であり根底であり、永遠に不変のものです。自分が蒔いたタネが生み出すものを自分で刈り取るという原理です。一つの原因に対して数学的正確さを持って結果が生じます。

その結果がまた原因となって新たな結果を生み、それがまた次の原因となって行きます。この過程が絶え間なく続きます。タネに宿っているものが正直に花を咲かせるのです。

 千変万化の大自然の現象は、極大のものも極小のものも、単純なものも複雑なものも、一つの例外もなくこの因果律に従っております。いかなる人物も、いかなる力も、その連鎖関係に干渉することは出来ません。

万が一にも原因に対してそれ相当の結果が生じないことがあるとしたら、地球も太陽も、あるいは宇宙全体も大混乱に陥ることでしょう。太霊、神、宇宙の大精神に愛もなく叡智もなく、完全ではないことになります。

 宇宙は完全な公正によって支配されております。もしも宗教的ないし霊的な意味があるかに信じられている文句を唱えることによって、それまでに犯した過ちの結果が一挙に取り消されるとしたら、それは大自然の摂理の働きが完全でなく不公正であることを意味します。

 大自然は人間の願望にはおかまいなく、定められた通りのパターンに従わねばならないのです。果たさねばならない役割があり、それを果たし続けます。人間がその自然の摂理と調和して生きれば、幸福感を生み出すような結果がもたらされます。時には、こんなに幸せでよいのだろうか、と思うほど豊かな幸せをもたらしてくれることもあります。

 反対に自然を搾取し、その意図に逆らったことをすれば、それは神の無限の創造活動に干渉していることになり、その愚行には必ずや神のお咎めがあります。大自然は定められた目的を成就し続けます。

 摂理はあくまでも摂理です。完全な普遍性を持って、人間の願望にお構いなく作用します。つぼみ──開花──満開、これが自然の摂理のパターンです。原因と結果の不変の連鎖関係、それが大自然の根本原理です。

 間違ったことをすればその償いをしなくてはなりません。正しいことをすれば、その分だけ幸福感を味わいます。理屈は簡単なのです。私たちは可能なかぎりの力を動員して皆さん方を正しい道からそれないように努力いたします。問題は、人間の方が必ずしも私たちの思い通りに動いてくれないことです。

 所詮、私たちが扱っているのは不完全な人間です。地上には誰一人として完全な人間はおりません。完全性は神の属性です。ですから、あなた方に一点の非の打ちどころがないものを要求するつもりはありません。

よく間違いを犯すものであることを承知しております。人間であるが故の煩悩によって過ちを犯しがちであることは十分承知いたしております。

 私たちは皆さんに対する愛念を覚えるがゆえに最善を尽くして援助しております。時には傍観して為すがままにさせることもありますが、霊的発達を阻害するような過ちを犯しそうな時には、それを阻止するために、可能な限りの手段を尽くして、そのことを皆さんに印象づけることを致します。

 ですが、人類の大部分の人について言えることは、今では邪なるものより善なるものの方が、悪徳より美徳の方が、不正直より実直の方が、不親切より親切の方が、そして利己心よりも愛他心の方がはるかに多くなっているということです。
  


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2022年04月17日

「この世とあの世の係りあい」



死後にも生命は存在します。いわゆる〝故人〟も今なお生き続けております。地上圏へ戻ろうと思えば戻れますし、現に戻っております。しかし、ただそれだけの表面上のことだけでこの問題を片づけてはなりません。

なぜ生き続けることができるのか、どういう過程で甦るのか、新しい生活にとってそれまでの生活はどういう影響を及ぼすのか、地上と霊界とはどういうつながりになっているのか、死の門をくぐったあとにどういう体験をしているか───

地上での言動や思想が向上を促しているか足を引っ張っているか、地上の人間に伝えるべき教訓として何を学んでいるか・・・・・・こうしたことが宗教にも科学にも政治にも経済にも芸術にも国際関係にも影響を及ぼすのです。永い間人類を苦しめてきた問題に新たな光を当てることになるからです。


シルバーバーチの霊訓

自殺について二つの投書①
https://silverbirch.ashita-sanuki.jp/e1048262.html

自殺について二つの投書②
https://silverbirch.ashita-sanuki.jp/e1048329.html  


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