2017年04月19日
動物は死後どうなるか(9)

問「それは、たとえばハエのようなものには当てはまらないでしょう」
「いいですか。
大自然全体は今なお進化の過程にあるのです。
自然界のバランスは人類の行為如何によって左右されており、人類が進化すればするほど、自然界の暗黒が減っていくのです。
人間の霊性の発達と自然界の現象との間には密接な関係があるのです。
人間の存在を抜きにした自然界は考えられないし、自然界を抜きにした人間の進化はあり得ません。
双方の進化は大体において平行線を辿っています。
人間は神によって創造されたものであると同時に、神の一部として、宇宙の進化の推進者であり、自分自身のみならず、自分の属する国家をも支配する自然法則に影響を及ぼします。
私は今、人間と自然界の進化は大体おいて平行線を辿ると言いました。
両者にはどうしても少しずつズレが出てくるのです。
なぜなら、過去の世代が残した業はかならず処理していかねばならないからです」
問「今おっしゃったことは恐ろしい野獣についても当てはまるのでしょうか」
「一応当てはまります。
ただ忘れないでいただきたいのは、進化というのは一定の型にはまったものではないことです。
いろいろと変化をしながら永遠に続くのです。
原始的なものからスタートして低い段階から高い段階へと進むのですが、かっては低いところにいたものが次第に追い抜いて今では高い所にいたり、いま高いところに位置しているものが、将来は低い方になることもあります」
問「では進化にも後戻りということがあるわけですか」
「それを後戻りと呼ぶのであればイエスという答えになりましょう。
というのは、進化というのは一種の円運動(サイクル)、現代の思想家の言葉を借りれば螺旋(らせん)(スパイラル)を画きながら進むものだからです。
どちらの言い方でもかまいません。
要は進化というものが常に一直線に進むものではないことを理解していただけばよろしい。
一歩進んでは後退し、二歩進んでは後退し、ということを繰り返しながら延々と続くのです」
Posted by クルト at
09:53
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