2017年04月22日

動物は死後どうなるか(11)



問「動物にはいわゆる第六感というのがあって災害を予知したり、知らないところからでもちゃんと帰って来たりしますが、これも心霊能力ですか」

「そうです。

霊能者にも同じことが出来ます。

ただ動物の場合はその種属特有の先天的能力である場合があります。

これも一種の進化の先がけで、その能力だけがとくに発達したわけです。

ハトのようにどんなに遠くからでも帰ってくる能力もそれです。

本能と呼ばれていますが、一種の「先見の明」です」

問「死んだばかりの犬が別の犬と連れだって出て来ている様子を霊能者が告げてくれることがありますが、犬同士でも助け合うことがあるのですか」

「ありません。ただし地上でその二匹が一緒に暮らした経験があれば連れだって出ることはあります」

問「その手助けをする人間の霊がかならずいるのでしょうか」

「そうです。高い者が低い者を援助することになっているのです。

それが摂理です」

問「動物界にはどんな種類の動物がいるのでしょうか」

「地上で可愛がられている動物、親しまれている動物、大切にされている動物、人間とほとんど同等に扱われて知性や思考力を刺激された動物のすべてがおります。

そうした動物は飼主の手から離れたことでさびしがったり迷ったりするといけないので、動物界に連れてこられて、他の動物といっしょに暮らしながら、動物の専門家の特別の看護を受けます。

その専門家は永いあいだ動物の研究をしてきていますので、その正しい対処の仕方を心得ており、自然な情愛の発露を動物へ向けることができるのです。

そこに動物をよろこばせるものが何でも揃っており、やりたいことが何でも出来るので、イライラすることがありません。

そして時には地上にいる飼主の家の雰囲気内まで連れてこられ、しばしその懐かしい雰囲気を味わいます。

心霊知識のない人でも自分の飼っていた犬を見たとか猫が出たとか言ってさわぐのはそんな時のことです。

何となくあの辺にいたような気がするといった程度にすぎないのですが、地上の動物の目にはちゃんと見えています。

霊視能力が発達しているからです」

問「動物界で世話をしている人間が連れてくるわけですか」

「動物界でその管理に当たっている人たちで、それ以外の人について戻ってくることはありません。

ところで、その世話をしている人はどんな人たちだと思いますか。

動物が大好きなのに飼うチャンスがなかった人たちです。

それはちょうど子供が出来なくて母性本能が満たされなかった女性が、両親に先立って霊界に来た子供の世話をするのといっしょです。

犬とか猫、その他、人間が可愛がっている動物が飼主に先立ってこちらに来ると、動物が大好きでありながら存分に動物との触れ合いが持てなかった人間によって世話をされるのです。

もちろん獣医のような動物の専門家がちゃんと控えております。

知識は何一つ無駄にはされません」

問「病気で死亡した動物の場合も人間と同じように看護されるのですか」

「そうです。そうしたチャンスをよろこんで引き受けてくれる人が大勢います」

問「動物界は種類別に分けられているのですか、それとも全部が混ざり合っているのですか」

「種属の別ははっきりしています」

問「動物界は一つでも、それぞれの境界があるということですか」

「そうです。

とにかく自然に出来あがっております。

一つの大きなオリの中に飼われているのではありません」

問「猫は猫、犬は犬に分けられているわけですか」

「その通りです」

問「特に仲のよかったものは別でしょう。その場合は互いに境界の近くに来るわけですか」

「そういうことです。

すべてが至って自然に出来上あがっていると考えて下さい」
  


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2017年04月22日

動物は死後どうなるか(10)



問「動物同士は殺し合っているのに、なぜ人間は動物実験をやってはいけないのでしょう」

「それが人間の進化の指標だからです。

人間が進化すればするほど地上から残忍性と野蛮性が消えていきます。

愛と慈しみと寛容の精神が地上にみなぎった時、動物の残忍性も消えて、それこそライオンと子羊が仲良く寄りそうようになります」

問「しかし動物の残忍性も動物としての発達の表れではないでしょうか」

「あなたもかっては動物だったのですよ。

それがここまで進化してきた。

だからこそ太古に比べれば動物界でもずいぶん残忍性が減ってきているのです。

トカゲ類で絶滅したのもいます。

なぜ絶滅したと思いますか。

人間が進化したからです」

問「おとなしい動物の中にも絶滅したものがいますが・・・・・」

「進化の一ばんの指標が残忍性に出るといっているのです。

太古でも進化上の枝分かれがいくつもありました。

それらは進化の先進者とでも言うべきものです。

進化というのはどの段階においても一定の型にはまったものではありません。

優等生もおれば劣等生もおり、模範生もおれば、反逆児もおります。

おとなしい動物はさしずめ「火を吐く怪獣」を追い抜いた優等生だったわけです」

問「寄生虫の類も動物と同じ類魂の中に入っていくのですか」

「違います」

問「動物の類魂は一つだけではないということですか」

「各種属にそれぞれの類魂がいます」

問「それが更に細分化しているわけですか」

「そうです。

細分化したものにもそれぞれの類魂がおります。

新しい霊 ― 初めて人間の身体宿る霊は、動物の類魂の中の最も進化した類魂です」

問「やはりサイクルを画きながら進化していくのでしょうか」

「そうです。

すべてサイクル状に進化します」

問「動物で一ばん進化しているのは何ですか」

「犬です」

問「寄生虫の類魂の存在は害を及ぼしますか」

「別に害はありません。

全体のバランスから見て、ほとんど取るに足らぬ勢力ですから。

でもこれはふだんあまり触れることのない深入りした質問ですよ」

問「動物の類魂の住処(すみか)はやはり動物界にあるのですか」

「私にはあなたより有利な点が一つあります。

それは地理を学ばなくてもいいということです。

場所とか位置がいらないのです。

霊的なものは空間を占領しないのです。

地上的な位置の感覚で考えるからそういう質問が出てくるのです。

魂には居住地はいりません。

もっとも、形体の中に宿れば別です。

類魂そのものには形体はありません。

もしも形体をもつとなれば、何らかの表現形態に宿り、その形態で自己表現できる場が必要になります」

問「動物の類魂は地球上に対して何か物質的なエネルギーを供給しているのでしょうか。

地球にとってそれなりの存在価値があるのでしょうか」

「進化の過程においての存在価値はあります。

ただ気をつけていただきたいのは、どうもあなたがたは物的なものと霊的なものとをあまりに区別しすぎるきらいがあります。

地上に存在していても立派に類魂の一部でありうるわけで、死ななければ類魂の仲間入りが出来ないわけではありません」

問「ペットも睡眠中に霊界を訪れますか」

「訪れません」

問「では死んでから行く世界にまるで馴染みがないわけですか」

「ありません。人間の場合は指導霊が手を引いて案内してくれますが、動物の場合はそれが出来るのは飼主だけです。

飼主が地上にいれば案内できません」

問「飼主が先に死んだ場合はどうなりますか」

「その場合は事情が違ってきます。

いま述べたのは一般的な話です」

問「人間より動物の方が心霊能力がすぐれている場合があるのはどうしてですか」

「進化の観点からいえばまだ人間となる段階には達していませんが、人間がいま送っているような「文化生活」を体験していないからです。

人間がもしも文化生活の「恩恵」に浴さなかったら、もっと早い段階で心霊能力が普段の生活の一部となっていたはずです。

つまり人間は文明と引き換えに心霊能力を犠牲にしたわけです。

動物には人間のような金銭問題もなく、社会問題もないので、本来なら人間が到達すべきであった段階へ人間より先に到達したのです。

人間の場合は物的生活の必要性から本来の心霊能力が押さえ込まれてしまったわけです。

いわゆる霊能者というのは進化のコースの先駆者です。

いずれは人間の総てが発揮するはずの能力をいま発揮しているわけです」


  


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