2021年11月18日
シルバーバーチの霊訓

10-16~20
十章 宗教
(16)私は牧師になって神に奉仕しようと心掛ける多くの殊勝な人たちを批難しているのではありません。その中には偉大な魂の持ち主が大勢います。私が批難するのは真理にとって為にならない組織、使い古された意味のない教義を相変わらず後生大事にして、生き生きとした霊力の発揮される場を無くしている、その体制です。
(17)教義・ドグマ・教条・儀式・ステンドグラス・祭壇・法冠・コープ(儀式用マント)───こうしたものが宗教とどういう関係があるというのでしょうか。宗教とは霊性に係わることです。全存在に内在する霊性です。それが千変万化の律動と形態の中で顕現しています。
大自然の営みにも、理想に燃えた指導者や社会革命家の努力にも、それが顕現しているのです。それが教条とどういう関係があるというのでしょう。
(18)私は時おり〝霊界からの高等な教え〟とやらばかりを欲しがって自分は隣人・同胞のために何一つ役に立つことをしない人たちに嫌気がさすことがあります。教えに〝高等〟も〝低級〟もありません。成長するにつれて神の摂理の働きをより深く理解していくのです。
難解な教えを騒ぎ求めている人たちが、そんなことを止めて地上を少しでも住み良い場所、明るい場所───空腹を抱えた人が飢えを満たし、のどを乾かした人が飲み水にありつき、貧しい人たちがその疲れた身体を横たえる家を得て神の恩恵に浴せるようにしてあげれば、それこそ〝最高の教え〟を実践していることになるのです。
(19)教義による束縛は地上世界の病苦の一つです。疾病よりも大きな害悪をもたらします。身体上の病気による苦痛など物の数ではありません。なぜなら、それは魂の病気だからです。霊に〝目隠し〟をしてしまうのです。
(20)人間はなぜか、神の叡智を見えなくする教義に好んでしがみつきます。不思議なことに、牢の中に閉じこめられている方が幸せと思う人がいます。自由とは、自由の有難さが分かった者だけが手にできるものです。
《世界で最も愛されてきたスピリチュアルな生き方の原点》
シルバーバーチとは、1920年から60年間もの長きにわたり、英国人モーリス・バーバネルの肉体を借りて人生の奥義を語った高級神霊のことです。 その「ダイヤモンドの輝き」と称される彼のメッセージは、明快かつ説得力を持ち、世界中の人々に感動を与え続けています。
山村幸夫「神からのギフト」出版会
http://yukio-bruce.sakura.ne.jp
Posted by クルト at
12:05
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